
どの病院で膝の手術を受けるか 病院選びのコツ
人工膝関節の手術を考えている患者さんへ
すべての手術にいえることですが、医師または病院によってかなりのレベル差があるのが現実です。
人工膝関節手術は一般的には難しくはない手術とされています。
外科医のあいだでは、手術時間がもっとも信頼のできる技術の目安になります。
たとえば同じ人工膝関節手術の手術時間でも、執刀医によって30-40分から2-3時間まで大きな幅があるのです。当然、経験が多く、上手な先生のほうが手術時間が短く合併症の発生率は低くなります。
ちょっとした技術の差で、膝がちゃんと曲がらない、またはきちんと伸びない、痛みがとれない、ガクガクする、などの結果となって一生後遺症を残すことになります。また、悲惨な結果をまねく術後感染などの合併症の発生率も、施設によって大きな差があります。
手術と名のつくものを受ける場合、どんなに簡単な手術といわれても、もしうまくいかなかった場合 一生悔やむことになります。
十分に納得のいくまで調べて最高と思える病院・先生に執刀してもらいましょう。
保険診療なので、手術費や入院費はどの病院で受けても、ほとんど差がありません。
単に近くの大きな病院だからという程度の理由で選ぶのは安易過ぎます。
問題は有名病院だからといって、その分野でのレベルが高いとは限らないということです。
一般の方には、どの先生が本当に手術がうまいのかなかなか解らないようになっています。
では、次のようなことを基準に選ぶようにしてください。
手術の症例集
症例数です。
合併症の発生率
人工膝関節なら感染
人工股関節なら脱臼
頚椎なら手足の麻痺が過去何年間何人中何人に起きたか。
などは、大変聞きにくいことです。
しかし、腕に自信のある先生であれば必ず答えてくれるはずです。
はっきり教えてくれる医師を選びましょう。
人間的に信頼できるか
あなたの命を預けるわけですから、
- 尊敬できる
- この先生好きだなあ。頼りがいがあるなぁ。
- 落ち着いていて暖かい感じ。
と思える先生にしか手術を受けてはいけません。
次のような場合は、医者を替えることも考えましょう。
- あなたの眼をみて話をしてくれない
- あなたの家族にきちんとあいさつしてくれない
- 無表情で、笑った顔をみたことがない
- 早口で専門用語が多く、説明されても何をいっているのかよくわからない。
- 看護師さんにどなりつける
- あきらかにイライラしたところを人に見せる
手術成績を学会や医学雑誌に発表していること
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