私のリウマチ症状

リウマチ治療質問集
東京リウマチクリニック

家の事も仕事も身体は
どこまで動かして良いでしょうか?

お答え

「痛みがあるうちは、つらいことはせずゆっくり休養をとる」のが原則です。

リウマチがコントロールされていないととても運動などする気力がおこらないと思います。

しかし、本院で治療した場合、通常1-2ヵ月内で痛みが軽くなりたいがいの事はできるようになります。

本院では、リウマチの患者さんにテニス・ゴルフなどのスポーツやダンスなどの趣味を制限することは絶対にありません。

むしろぜひ続けるように奨励します。

運動や楽しいことは免疫機能を高め、リウマチをよくします。

リウマチになりやすい体質や性別はありますか?

お答え

リウマチの患者さんは、女性に多いと言われています。

2009年アメリカのリウマチ学会において、このような発表もされています。

“女性の27人にひとりは関節リウマチになる”

米国メイヨクリニックCrowsonらの研究結果です。それによると、18歳の米国の白人がその後100歳までの間に関節リウマチを発症する累積比率は、女性で約3.5%男性で半分の1.7%になるという。

これは1987年の旧診断基準を満たす、かなりひどいいわゆる、”関節リウマチ”の発症率なので、もっと軽いリウマチまでいれるとこの数倍から10倍になってもおかしくない。

私の実感から言うと、女性の3-4人にひとりは、一生の間に軽いリウマチっぽい症状が出る時期があると思っている。特に40-60歳前後の、更年期前後や出産後はホルモンの関係で相当な高率だ。

その大半が一過性のものに終わる。

ただその「一過性」が曲者だ。

それが2-3日ならいいのだが、間歇的にでも数週間から数年間の期間のあいだ、痛みをくりかえすことによる不安、精神的・肉体的苦痛は大きいのだ。

「病名が何だろうが、とにかく痛みはとる」のが私達の基本方針。痛みを我慢することがもっともリウマチを悪化させると考えている。

リウマチの治療中だと
運動は制限されるのでしょうか?

お答え

いくらでも好きなだけやってください。制限はまったくありません。

歩きすぎたり、走ったりすると関節の変形が余計に進行するのではと心配されるかたが多いのですが、その心配はまったくありません。

運動やスポーツは、楽しみで運動した後スカッとする快感のためにやっているのですから、免疫システム正常化によく、むしろリウマチを治す効果もあると思ってください。

筋肉も刺激してバランスよく使ってあげたほうが関節のためにはいいのです。

楽しいこと、おいしいこと、気持ちのいいことは体に良い =リウマチに良いなのです。

ただ、関節の腫れや痛みが強いのに、無理やり動かしたり我慢しながら辛い労作を続けて疲れが溜まるような場合には問題があります。

いやいやなら休む、楽しいならどんどんやれ、が原則です。

治療が不十分でほんとうに痛かったらとてもスポーツなど、やる気になりませんから休んでいればいいのです。

薬が効いて痛みがよくなれば、テニスでもゴルフでも山登りでも、何でもできるようになるのが、今は普通ですから皆さんご安心下さいね。

リウマチと膠原病は違いがありますか?

お答え

リウマチは膠原病です。それも、最も代表的な膠原病です。

そのほかのやや珍しいほうの膠原病とくらべて圧倒的に患者数が多いので、医学の教科書に書くときに別の章に独立させて書いただけの話なのです。

膠原病というと、いまでは古い呼び名になっており、「治らない」とか「不治の病」とか悪いイメージが強すぎるのでほんとうはもう使わないほうがいい用語だと思いますね。

リウマチもかつては不治の病でしたが、最近の生物製剤などの登場により、膠原病の中ではむしろもっとも治りやすい部類になったといえます。

というのも、リウマチの患者数のほうが圧倒的に多かったため、世界的に研究者や資金が治療薬の研究に集中したからです。

若年性リウマチとはなんでしょうか?

お答え

分類上は16歳以下が若年性リウマチになります。

いずれにしろ治療は、10歳以上であればおとなも子供も同じです。

じゅうぶんな薬剤投与つまりじゅうぶんなMTXと生物製剤で必ずよくなります。

専門のお医者さんを
受診したほうがいいのでしょうか。

44歳男性です。指のこわばりが気になります。

母もリウマチなので、気になり血液検査をしました。抗CCP抗体は0.6未満でした。

お答え

ごくごく初期のリウマチの可能性はあるでしょうね。

強い痛みが続くようであれば受診をおすすめしますが、生活にほとんど支障がないレベルでしたらそのまま様子見でも手遅れになることはありませんよ。

治療しなくても自然におさまってしまうこともよくありますから。

本院への受診の目安は、手、肩、足、膝関節などの痛みや腫れ、朝手の握りにくい状態などが数週間続いて家事に差し支えるといったレベルです。

血液に出ないリウマチは変形など進むことはめったになく、一過性の軽いリウマチのこともかなり多いですね。

リウマチ治療相談Q&A

ネットによる治療相談についての本院ポリシー

本院でまだ診察を受けたことのない患者さんへの、ネットによる質問へのお答えには当然限界があります。

無診察診療は法律で禁止されています。

わかる範囲でできるだけ率直にお答えしていますが、あくまで文章から推察して一般論を述べているのに過ぎません。

アドバイスに従ったため、悪くなったなどの結果につきましては責任は負えませんので、十分お気をつけくださるようお願い致します。

また、他の多くの患者さんに役立ちそうな質問内容の場合、匿名でホームページ上(QandA)に掲載させていただくことがあるのでご了承ください。