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まず服用する曜日を決めて週に4mgから6mg(2〜3カプセル)の少量から開始し、効果の出るまで数ヶ月かけて増量していきます。(最大16−20mg程度まで) だいたい飲み始めて1〜2ヶ月で効果が出てくることが多いようです。
投与量について
日本では、最大一週間に8mg(=4カプセル)までと決められています。しかし、日本以外の欧米、アジアの国でも必要があれば25mg(10−12カプセル)まで使用されています。
十分な量を使えばよくなるものを、このような制限があるためにリウマチが進行してしまい、苦しんでいる患者さんが大勢いるのが日本の現状です。当院のリウマチ外来では私の責任のもとに、それぞれの患者さんに最も適切な量を処方します。
つまり、強い副作用のない範囲で最大の効果をあげる量です。 そのかわりに、副作用のチェックは厳しくおこなっていきますので安心してください。
ただし間質性肺炎(レントゲンで肺が白くなる)や白血球減少など危険な副作用がまれに起こるので注意が必要なのです。 正しい服用法とチェックを怠らず、早めに対処すれば大事にはいたりません。 投与開始前に胸部レントゲンをチェックします。
また投与開始後は3〜4週後に血液検査をして副作用のチェックとCRPの下がり具合をみます。安定してくれば採血は1から2ヶ月おきに減らします。 咳や発熱、息苦しい、ひどい全身倦怠感などの症状が出たときは次の受診日を待たず、すぐに受診し、胸部レントゲンのチェックと血液検査を受けてください。
他によくある副作用としては胃腸障害、口内炎、髪を洗ったとき毛が抜けやすい、肝機能の数値の上昇、などがあります。
これらの副作用は反面、体内で薬剤がよく作用している(濃度がよくあがっている)というサインにもなりますから軽症であればあまり心配する必要はありません。 副作用をおさえるために葉酸(商品名フォリアミン)というビタミン剤を服用してもらいます。
MTXと一緒に飲むと抗リウマチ作用を減弱させてしまうので、MTXを飲み終わった翌日に1錠(5mg)服用するようにしてください。
●レフルノミド 商品名 アラバ1錠 10mg
●サラゾピリン 商品名 アザルフィジン1錠 500mg
やはり効いてくるのに1〜2ヶ月かかります。
●ステロイド:商品名 プレドニン、プレドニゾロン 1錠 1mg(または5mg)
もっともこわいのは (1)骨粗しょう症とそれによる骨折です。 ほかに (2)ムーンフェース、脂肪がついて顔が丸くなること。 (3)胃潰瘍 (4)糖尿病 (5)大腿骨頭壊死 (6)感染に対する免疫力の低下 (7)傷が治りにくいなど、1年以上服用しているといろいろな副作用の危険があります。
ただ痛みにはすごくよく効くし、飲むとすぐに効くのでMTXなどの抗リウマチ剤で抑えられない場合、また効いてくるまでのつなぎとして補助的に使います。
本当に全身の痛み、炎症が強いときは我慢することのほうが体に悪いのでMTXなど他の薬が効いて楽になるまで一時的に増量するのは正しい使用法です。 1日5mg以下であればあまり心配はいりませんが、できれば3mg以下におさえたいところです。 また減量する場合1ヶ月から3ヶ月かけてゆっくり減らしていかないとひどい症状が出ますから急に止めたりしないでください。
ただし、一日5mg以下の少量投与されている方は、その日の調子によって2〜3mgの範囲で自己調節をしてもかまいません。 (たとえば、お出かけの日はいつもより2〜3mg多めに飲む等。)
・骨粗鬆症
特にリウマチの患者さんは骨粗鬆症必発です。 したがって全員最低限、カルシウムとビタミンD製剤のサプリメントが必要です。本来は市販のもののほうが安価で飲みやすいと思います。
私が調べた中では黄色いラベルのネーチャーメード(牡蠣の殻からつくられていて、添加物がはいっていない。コンビニ、ドラッグストアに売っている。)という製品が最もよいと思います。
カルシウム単独でなく必ずビタミンDが配合されていることが肝要です。他のご家族も一緒に飲まれると5年後、10年後の骨の強さが全然違ってきます。 とにかく長く続けることが重要です。 また、 ○ステロイドを服用している ○子宮や卵巣の摘出手術をしている ○胃を切除している ○閉経が早かった方などは特にリスクが高いのでさらに強力な予防が必要です。
●フォサマック(アレンドロネート)
MTXなどリウマチ薬剤最新情報
リウマチの薬と妊娠について
お問合わせ:東京リウマチ・膝関節治療センター(自由が丘整形外科) リウマチ・膝関節治療専門 院長 天本 藤緒 (日本整形外科学会専門医 日本リウマチ学会専門医) 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2-14-7 シーズンズ自由が丘B1F TEL.03-5726-4711 FAX.03-5726-4712 E-mail:jseikei@goo.jp 医療機能情報公表制度対応