自己免疫疾患・関節リウマチ。その症状、実はそうかも?

東京リウマチクリニック外観 学術的に基づくコラム
東京リウマチクリニック外観

最近、こんな症状でお悩みではないですか?

「朝起きると指先がこわばる。」

「膝が動かしにくい。」

「動かすと手や足の先が痛い。

でも、加齢のためかもしれない・・・。

そういえば、前日に力仕事をしすぎたのかも・・・。

テレワークで運動不足が原因かも・・・。

そう思って、クリニックへ受診することを躊躇っている方も多いのではないでしょうか?

実は、こちらの症状やお悩みは関節リウマチの初期症状とよく似ているんです。

関節リウマチという病気、どこかで耳にしたことはありませんか?

膠原病そして自己免疫疾患の一つである関節リウマチは、とても身近な病気のひとつなんです。

3年に一度発表している厚生労働省のデータ1)によると、日本の関節リウマチ罹患率は人口の0.6〜1.0%患者数は約60~100万人と推定されています。

つまり、約200人に一人は関節リウマチを発症しているということになります。

この数字だけを聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。

例えていうなら、JR山手線は11両編成で1724人が乗車できます。

その内の約8名は関節リウマチを発症している計算になります。

でもクリニックや病院に行くの、めんどくさい。

本当にその通りだと思います。

長い待合時間に、短い診察・・・。

大量の説明を受けて、結局なんだかよく分からなかった。

病院にかかることが億劫になる気持ちは、よく分かります。

けれど、体の痛みは、ご自身が気づいていない不調を訴えているサインです。

無視しちゃうことは簡単です。仕事が休めない、家事には手を抜けない、そう考えて、我慢や無理をしていませんか?

現在多くの病気は、早期発見・早期治療がとても重要とされています。

特に関節リウマチは、初期段階で診断を受け、痛みなどの症状・炎症をコントロールすれば、何ら支障なく日常生活を送ることも珍しくないものになっています。

そして中には、真性のリウマチの方、そうではない方もいらっしゃいます。

原因が分かれば、予防の方法を知ることも、治療を始めることもできます。

その症状を見て見ぬ振りせずに、一度きちんと病院やクリニックへ行きましょう。

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