回帰性リウマチ

リウマチ治療質問集
東京リウマチクリニック

回帰性リウマチと
普通のリウマチの違いはありますか?

お答え

回帰性リウマチというのは、痛いところが移動する。

ずっと痛いわけではないが、痛い時期と痛くない時期があって痛みや腫れが不定期なタイプのリウマチで、本当の関節リウマチとは別のタイプの病気だと漠然ととらえている先生が多かったのです。

いまだに、そういうイメージの先生も多いように感じます。

しかし、私達のように数千人のリウマチ患者や、その前段階の軽い関節炎患者を長年みていますと、多くの病態のごく一部を回帰性リウマチという用語で表現しているにすぎないというのだと感じます。

つまり、痛いところが移動するとか、ときどき痛いとかは、ほんとうのリウマチの初期段階のケースが非常に多いということです。

また、そのときは無治療でも一過性に終わってしまい、10年後にほんとうのリウマチを発症してくることもあれば、ずっと何年間も軽い症状のままだらだらと続くこともあります。

リウマチは千差万別、個人差が大きい。関節の左右対称性などということもあてにならないというのが真実です。

リウマチ性多発筋痛症なども、あたかも関節リウマチと別の疾患のように思って治療をかえている専門医がいるようです。

これなども私たちなどは、患者さんに説明するときは、筋肉にくるリウマチとか筋肉リウマチなんてわかりやすい病名に呼び変えて説明しています。

いずれの病態にしろ、治療方針は(症状の程度にあわせて強弱はつけるものの)基本方針はほぼ同じになります。

つまり、重症度に応じて、漢方・消炎鎮痛剤、少量のステロイド・関節注射から順次、必要があればMTX→生物製剤にすすんでいくという流れになることはかわりません。

リウマチ治療相談Q&A

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