VACCINE & RHEUMATOID

ワクチン接種とリウマチ治療薬

ワクチン接種についての基本方針

日本で接種されるワクチンはいずれも、安全性・効果とも通常のワクチン等と比べて問題ないというのが本院の結論です。リウマチ治療中の方も積極的な接種をお勧めします。

接種時のリウマチ治療薬の扱いについては、下記「ワクチン接種時のリウマチ治療薬について」をご覧ください。

妊娠中の患者さんと非常に強いアレルギー体質をお持ちの患者さんは主治医と相談してください。(更新:2026-06-17)

ワクチン接種時のリウマチ治療薬について

新型コロナワクチンやインフルエンザワクチンなどの接種時には、ワクチンの効果をできるだけ十分に得るため、当院では以下のようにご案内しています。

※以下は、リウマチの症状が安定している方が対象です。

MTX(メトトレキサート)・JAK阻害薬(オルミエント、リンヴォック、ジセレカ)・オレンシア

ワクチン接種当日+その後6日間に服用・注射の予定が入っている場合は、その予定分のみ中止してください。

以下のお薬は休薬不要です

ステロイド—
TNF阻害薬エタネルセプト、アダリムマブ、インフリキシマブ、シンポニー、シムジア、ナノゾラなど
IL-6阻害薬アクテムラ、ケブザラなど
ご注意ください
休薬によってリウマチ症状が悪化する可能性がある場合は、上記のとおり休薬する必要はありません。
病状によって対応が異なる場合がありますので、ご不安な場合は主治医にご相談ください。

生物学的製剤・JAK阻害薬との関係

接種タイミングの目安
可能であれば次回投与の直前(薬効が最も低い時期)に接種するとより高い効果が期待できます。休薬の判断と合わせて主治医にご相談ください。
生ワクチンは治療中は原則接種不可です。水痘・麻疹・風疹・おたふく風邪などの生ワクチンは免疫抑制療法中は接種できません。希望する場合は必ず事前にご相談ください。

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

リウマチ治療中は帯状疱疹リスクが高まります。不活化ワクチンのシングリックスは免疫抑制療法中でも接種可能です(50歳以上に推奨)。希望する方はお申し出ください。

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天本藤緒医師
監修
天本 藤緒 医師
東京リウマチクリニック理事長
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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