関節リウマチといえば、

朝、手がこわばる。

指が痛い。

指が変形して動きづらい。
こんな症状が思い浮かぶのではないでしょうか?
でも実は、

肩が痛くて、腕が上がりません。

足の裏側が腫れている感じがあります。

顎が痛くて、ご飯が食べづらいです。
こちらの症状も、関節リウマチの可能性があったりするんです!
というわけで今回は、意外と知られていない関節リウマチの症状についてお話していきますよー!
まずは、こちらをご覧ください。

ご存じの通り、手の指に症状が出てくることが圧倒的に多いです。
ただし、関節リウマチの炎症が出てくる関節は、第2関節と付け根、になります。
第1関節に痛み・腫れが出てくるのは、へバーデン結節と呼ばれています。
詳しくは、こちらをご参照ください。
続いて、手首の関節になります。

手首に炎症が起こり、腫れてくると、皮膚の横シワが消えたり、手首のくぼみが目立たなくなることがあります。
手首は、手根骨、という骨で形成されており、この手根骨が軟骨によって正常な隙間があり、それによってスムーズに動かすことができます。

関節リウマチの炎症が進むと、この軟骨が溶けてしまい、手根骨の隙間が無くなり、一つの塊のような形になってしまいます。

そのため、今まで出来ていた動きができなくなってしまう、なんてこともあります。

その次が、先ほどお悩みにもあった肩になります。

症状としては、肩こりや五十肩にも似ているため、区別することはなかなか難しかったりします。
肩が痛む、腕が上げにくいなど、関節リウマチでも、肩こりでも出てきますよね。
症状だけで判断することは難しいですが、以下の違いがあると言われています。
- 関節リウマチの肩の痛みは、安静にしていても痛む。
- 五十肩の痛みは、動かすと激痛が走る。
- 肩こりは、筋の張りで痛みが出てくる。
次いで多い場所は、足首・足の指です。

実は、足の指から関節リウマチを発症される患者さんも少なくありません。
気づかないうちに、関節リウマチの炎症が起こり、変形が進んでいた、ということもあったりします。
他にも、足の裏側に痛みや腫れが出てくることもあります。

足の底にクッションかなにかがあるような感じで、歩きづらいです。
という表現をされる患者さんもいらっしゃいます。
そして、見逃されやすい部位が脊椎です。

脊椎は、首(頸椎)、背中(胸椎)、腰(腰椎)に分類されています。

その中で、関節リウマチの炎症で影響が出てくる部位が、首の骨・頸椎です。
炎症が起こり、変形が進むと、頸椎の1番目の骨(環椎)と2番目の骨(軸椎)が、ずれてしまい不安定な状態になります。(環軸椎亜脱臼)

頸椎には神経がたくさんあるため、環軸椎亜脱臼が起こってしまうと、神経が圧迫されます。
その結果、手足のしびれや痛み出てくることがあります。
最悪の場合、歩行困難や排せつ困難を来すこともあり、注意が必要です。

頻度はあまり高くないですが、肘にも症状が出てきます。
テニス肘とよく似ている症状ですが、もちろん違いがあります。

テニス肘は、加齢に伴い、肘の腱と骨が癒着し、痛みが出てくる疾患です。テニスをしている患者さんに多く見られるため、テニス肘と言われていますが、テニスをしてなくても現れます。

一方、関節リウマチで起こる肘の症状は、痛み、そして腫れが出てくることがあります。
また変形が進行すると、肘を伸ばしたときに伸びきらない、という症状が出てくることも特徴です。

実は関節リウマチの炎症が影響することがある部位が、あごになります。
症状としては、あごの痛み、顎関節からカクカクという音がする、口が開き切らない、などがあります。
中には、顎が外れやすくなった、と訴える患者さんもいらっしゃったりします。

最後に、頻度としては一番低い部位が、股関節になります。
他の部位と同じように、痛みやこわばりといった症状が出てきます。
炎症が進行してしまうと、変形や脱臼が起こす場合があります。

いかがでしたか?

あれ?この症状は自分にも当てはまるかも?
と思われた方、かかりつけ医と相談してみてくださいねー!
