起床時の朝の手のこわばり、関節の痛み・腫れが気になりませんか?様々な原因はありますが、その原因のひとつは、更年期障害によるものかもしれません。加齢によりホルモンが減少することで、起こる症状の一つに、関節のこわばりや痛みが出てくることがあります。そして、女性だけではなく男性にも起こりえるものになります。

朝起きると、手のこわばりがあるし、痛みもある…。検査したけど、関節リウマチじゃないと言われた…。何が原因なんだろう…。
と、お悩みの方、いらっしゃいませんかー!?
関節リウマチではないけれど、関節の痛みがある場合はたくさんあります。
でも、まだほかにも痛みの原因になることがあります。
その一つが、更年期障害による関節のこわばりや痛みです。
今回は、更年期障害について詳しくお話していきますよー!

更年期障害とは?
まず、更年期からおさらいしていきましょう!
更年期とは、閉経前の5年・閉経後の5年、約10年の期間を意味します。
年齢でいうと、45~55歳ぐらいが対象となります。
*閉経とは
卵巣のはたらきの低下によって月経が不規則になり、1年を通して月経が起こらない状態のこと。
更年期の時期は、卵巣から分泌される女性ホルモンに波が出てきて、徐々に減少していきます。

女性ホルモンの減少をきっかけに、身体の変化が症状として出てくること、これを更年期障害と言います。
更年期障害の症状
更年期障害にで、一番よく耳にする症状はホットフラッシュではないでしょうか?

*ホットフラッシュ
女性ホルモンの減少により、体温調節をしている脳の一部が混乱し、自律神経がうまく機能しなくなることで、突然のほてりや発汗が起きる症状。
実は、ホットフラッシュ以外に様々な症状があると言われています。
| 自律神経症状 | 精神的症状 | 身体的症状 |
| 血管運動神経症状 (ホットフラッシュ、動悸、寒気、冷え) | 情緒不安定、抑うつ、涙もろくなる、不安感 | 運動器症状 (腰痛、関節・筋肉痛、手のこわばり、むくみ、しびれ) |
| 胸部症状 (胸痛、息苦しさ) | イライラ、怒りっぽい | 消化器症状 (便秘・下痢、吐き気、食欲不振、腹痛) |
| 全身的症状 (頭痛、肩こり、めまい、疲労感) | 不眠 | 皮膚粘膜症状 (乾燥感、ドライアイ、湿疹、痒み) |
| 意欲低下 | 泌尿器科症状 (性交障害、頻尿、排尿障害、月経異常、外陰部違和感) |
更年期障害による関節のこわばり・痛み・腫れ
更年期障害は、女性ホルモンの一つ、エストロゲンが減少することで起こってきます。
女性ホルモンは、エストロゲン・プロゲステロンの2種類ありますが、詳しくはこちらをご参照ください。
エストロゲンには、コラーゲン産生や骨・関節を健康に保つ、炎症や痛みを抑える役割がある、とされています。
これらの役割を持っていたエストロゲンが少なくなることで、関節のこわばり・痛みや腫れが出てくるのではないかと言われています。
実は男性にも更年期障害がある!?
更年期障害は女性特有と思われる方が多いかもしれませんが、実は男性でも更年期障害は起こりえます。
男性の場合、男性ホルモンが減少することで、女性と同じような症状が出てきます。
| 男性 | 女性 | |
| 原因 | 男性ホルモンの低下 | 女性ホルモンの低下 |
| 時期 | 特に決まっていない (多くは40代以降) | 閉経前後5年 (50歳前後) |
| 期間 | 終わりがない | 閉経後5年程で症状が落ち着く |
ただ、その現象はとても緩やかで、症状も違うところもあるため、男性の更年期障害を、加齢性腺機能障害もしくはLOH症候群と呼ばれています。
いかがでしたか?女性も男性もホルモンが減少することで、更年期障害により関節のこわばりや痛みが出ることがあります。こちらは、関節リウマチとは違う治療方法になりますので、気になる方はかかりつけ医にご相談してみてくださいねー!
