
家の事も仕事も身体は
どこまで動かして良いでしょうか?
「痛みがあるうちは、つらいことはせずゆっくり休養をとる」のが原則です。
リウマチがコントロールされていないと、とても運動などする気力がおこらないと思います。
しかし、通常1-2カ月内で痛みが軽くなり、大概の事はできるようになります。
本院では、リウマチの患者さんにテニス・ゴルフなどのスポーツやダンスなどの趣味を制限することは、まずありません。
むしろぜひ続けるように奨励します。
運動や楽しいことは免疫機能を高め、リウマチを良くします。
リウマチの治療中だと
運動は制限されるのでしょうか?
いくらでも好きなだけやってください。制限は特にありません。
歩きすぎたり、走ったりすると、関節の変形が余計に進行するのでは?と心配される方が多いのですが、その心配はありません。
運動やスポーツは、楽しみで運動した後スカッとする快感のためにやっているのですから、免疫システム正常化に良く、むしろリウマチを治す効果もあると思ってください。
筋肉も刺激してバランスよく使ってあげたほうが関節のためにはいいのです。
楽しいこと、おいしいこと、気持ちのいいことは体に良い =リウマチに良いなのです。
ただ、関節の腫れや痛みが強いのに、無理やり動かし我慢しながら辛い労作を続けて疲れが溜まるような場合には問題があります。
いやいやなら休む、楽しいならどんどんやれ、が原則です。
治療が不十分でほんとうに痛かったらとてもスポーツなど、やる気になりませんから休んでいれば良いのです。
薬が効いて痛みがよくなれば、テニスでもゴルフでも山登りでも、何でもできるようになるのが、今は普通ですから皆さんご安心下さいね。