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リウマチ 検査結果 見方
リウマチ(リュウマチ)の診断編

CRP (C Reaction Protein)シーアールピー

 いろいろな病気で上がる検査です。たとえば、特に感染症、やリウマチ(リュウマチ)を含む膠原病などの疾患で大きく上昇します。
 医学用語でいうと、炎症(Inflammation)の程度をあらわします。 発熱するような病気では必ず上がります。たとえば、かぜをひいてもあがります。
正常値は、0.45mg/dl以下です。

 

抗CCP抗体
 抗CCP抗体は、今までのリウマチ因子検査より、はるかに鋭敏であり、正確にリウマチの発症を予測できる検査です。早期リウマチに対する診断確定度も高く、他の検査でリウマチかどうか診断がつかない場合や現時点でリウマチ診断基準に満たない症状の患者さんでも、この抗CCP抗体で陽性であれば、リウマチであるという可能性は高くなります。
  もし、抗CCP抗体が陽性で、リウマチっぽい症状が多少なりあれば、MTXを即座に投与し、症状が消失するまで治療を続けるのが、現在の私の方針になっています。

 

リウマチ因子(またはリュウマチ反応)
(リウマトイドファクター 略してRF)

 正常は病院や検査法によって若干違ってきますが、自由が丘整形外科では 15mg/dl以下が正常になっています。この数字はあくまでも目安にすぎません。
 数字が高くてもリウマチ(リュウマチ)でない人もいれば、リウマチなのに正常値の患者さんもいます。
 ただし、この数字が高ければ高いほど、本当のリウマチ(リュウマチ)を発症してくる率が高くなります。

  また、リウマチ(リュウマチ)の患者さんのなかでも、この数字が高いほど、重症になりやすい。つまり、関節の変形が進みやすい傾向が強くありますから、非常に重要な検査です。

 

抗核抗体
 リウマチの患者の20-30%で陽性になります。
 ただし、まったく健康な人でも4%(女性ではさらに高率)が陽性、高齢者では健康人でも30%も陽性に出ますから、あくまでもおおざっぱな検査です。診断をするうえでの参考程度に使います。
 もっともよくみられる誤りは、抗核抗体陽性=SLEや全身性硬化症などのリウマチ以外の特殊な膠原病(難病)という思い込みです。
 確かに、これらの膠原病も、最初はリウマチ(リュウマチ)のような関節痛で発症し、リウマチと区別がつきにくいことがあるのですが、頻度的にはやはり関節リウマチのほうが圧倒的に多いのです。
 専門医でも、血液検査おたくのような先生だと、リウマチ以外の膠原病を思わせるような所見が特にないにもかかわらず、抗核抗体が陽性に出ると、もしくはもっとひどい場合には最初から、ナントカ抗体の検査(これらは検査代が高額)をずらりとオーダーしてしまうというケースがかなりみられます。

 たとえこのなかのナントカ抗体が陽性に出たからといって、主症状がいつまでも継続する関節の痛み・腫脹であれば診断は、やはりリウマチになるのです。。
リウマチ(リュウマチ)と診断されてから
  治療の効果と炎症の程度をみるため CRPをみます。また、薬が効いてくるとリウマチ因子 (RF)も下がってくることが多いのでこれも参考にします。
副作用チェックのため1-3ヶ月ごとに、血液像、肝機能、腎機能、をチェックします。

 もっとも重要な副作用は白血球の減少です。リウマチ発症当初は、白血球数が高いことが多いのですが、薬が効いて炎症がおさまってくると、徐々に減ってきます。
とくにお年よりは注意が必要です。

 リウマチ(リュウマチ)の薬(特にMTX)を内服している方は必ず、指示通りに採血のチェックを受けてください。

 

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