東京リウマチクリニック 東京のリウマチ専門医 天本藤緒 大田区

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オルミエント
(バリシチニブ)

オルミエントとは

オルミエント(一般名バリシチニブ)は、炎症を伝達する細胞内の連絡をシャットアウトする、JAK阻害薬という関節リウマチのお薬です。

オルミエントの特徴

関節リウマチの患者さんの体内では、免疫細胞から誤った「炎症を起こせ」という情報をもった過剰に分泌されたサイトカイン(情報伝達を担うたんぱく質)が、炎症にかかわる細胞にくっつきはたらきかけ、細胞の炎症を促しています。オルミエントは、細胞内の情報伝達に必要なJAKという酵素にくっつき情報経路の伝達を断ってしまうお薬です。「炎症を起こせ」と誤った情報が細胞に届いても伝達を遮断しているので、炎症が起こらなくなります。

バリシチニブ(オルミエント)の作用について

1日1回1錠の飲み薬です。最大量4mg 1日1回 本院での標準投与量2mg(なかには高齢の方など1日一回1錠週3回程度に微調整している方もいらっしゃいます。)

食事に関係なく服用できます。

最近では、アトピー性皮膚炎にも使用されています。また新型コロナウイルス治療の薬としても承認されています。

ホットニュース

円形性脱毛症のある
リウマチ患者さんに朗報

このほど米国 FDA で世界初の自己免疫性円形性脱毛症の全身治療薬としてオルミエント(バリシチニブ)が正式承認されました。

オルミエントは関節リウマチの治療薬(ジャック阻害剤)として、すでに多くの患者さんに投与され安全性も確立しています。

本院でも自己免疫性円形性脱毛症を併発したリウマチの患者さんに使用し、良好な結果を得ています。

つまり、1種類の薬剤で二つの病気を同時に治せる可能性が出てきました。

ただし、通常の年齢による脱毛(はげ)には全く効果が期待できませんので注意してください。

オルミエントの副作用

オルミエントの注意すべき副作用は、帯状疱疹です。

帯状疱疹は、一般の方でも50歳以上になると、帯状疱疹を発症するリスクが高く、80歳までに3人に1人が発症していることがわかっていますが(国内初の帯状疱疹患者に関する大規模疫学調査、「宮崎スタディ」)、オルミエント服用により発症率はさらに高くなるようです。

しかし、しっかりと帯状疱疹のワクチン接種を行えば、問題はありません。

本院では、「関節リウマチ患者さんのためのワクチンプログラム」を実施していますので、ご安心してください。

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