リウマチ治療中、最も心配なのが肺炎、次に帯状疱疹などの感染症です。ワクチン接種で多くの感染症を予防できます。積極的な接種を推奨しています。
リウマチ患者さんが接種しておきたいワクチン
肺炎球菌ワクチン(キャップバックス)
肺炎球菌は、成人の肺炎の主な原因菌のひとつです。リウマチ治療中は感染症にかかりやすく、重症化しやすいため、肺炎球菌ワクチンの接種をおすすめしています。本院ではキャップバックスをご案内しています。
| 種類 | 21価肺炎球菌結合型ワクチン |
|---|---|
| 特徴 | 成人向けに開発された結合型ワクチンで、21種類の肺炎球菌の型に対応します。成人の重い肺炎球菌感染症の原因となる型の約8割をカバーすると報告されています(2025年10月発売)。 |
| 接種回数 | 通常1回 |
| 費用(税込) | 14,000円 |
接種をおすすめしている方
リウマチ治療中で50歳以上の患者さん、特に肺に基礎疾患のある患者さんに接種を推奨しています。
ニューモバックスやプレベナー接種歴(プレベナーの場合5年以上経過後推奨)のある方も可能です。
ニューモバックスやプレベナー接種歴(プレベナーの場合5年以上経過後推奨)のある方も可能です。
結合型ワクチンの特徴
キャップバックスは「結合型ワクチン」です。これまで使われていた23価ワクチン(ニューモバックス)と比べて免疫の記憶がつきやすく、効果が長く続くことが期待されています。そのため通常は1回の接種で、5年ごとの再接種は必要ありません。
ご注意ください
65歳の方は、お住まいの区市町村の定期接種(プレベナー20・公費助成あり)の対象となる場合があります。本院でワクチン接種した場合は、以後公費助成は受けられません。
65歳の方は、お住まいの区市町村の定期接種(プレベナー20・公費助成あり)の対象となる場合があります。本院でワクチン接種した場合は、以後公費助成は受けられません。
※費用は厚生労働大臣が定める掲示事項の「保険外負担に関する事項」に基づいています。
帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
50歳以上に推奨・2回接種・持続効果推定10年以上
帯状疱疹ワクチンを接種しても、まれに発症することがありますが軽症で済みます。免疫抑制療法中でも接種可能な不活化ワクチンです。
インフルエンザワクチン
毎年秋に全患者さんに接種を推奨しています。
バクトラミン(ST剤)予防投与
本院では原則として生物学的製剤投与患者さん全例にバクトラミン(スルファメトキサゾール・トリメトプリム)を予防投与しています。カリニ肺炎(ニューモシスチス肺炎)などの日和見感染予防に有効です。
スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)に注意:バクトラミン服用中に皮膚・粘膜に広範な発疹・水疱・ただれが出た場合は直ちに服用を中止し、すぐにご連絡ください。
定期的な検査・体調管理
- 定期的な血液検査(感染症マーカー・血球・肝機能)
- 胸部レントゲン・CTで肺の状態を定期確認
- パルスオキシメーターで日頃からSpO2を測定(95%以下は要注意)
- 発熱・咳・息苦しさが出た場合はすぐにご連絡ください
ご相談・ご予約はこちら
初診は完全予約制です。
WEBからご予約ください。
WEB予約は24時間受付 / 電話受付:10:00–13:00 / 14:30–17:00(日祝休)
