リウマチ治療がうまくいき「痛みがほぼなくなった」「寛解になった」と感じたとき、どのように治療薬を減らしていくか。突然の中止は再燃リスクが高いため、段階的な減量が基本です。
寛解とリウマチ薬の減量
「寛解」とは、痛み・腫れ・炎症反応(CRP)がほぼゼロの状態が6か月以上持続していることを指します。寛解を達成したからといって、薬を突然やめることはNGです。
突然の中止は再燃(リウマチの再悪化)リスクが高いため、必ず段階的に減量してください。自己判断での中止は絶対に避けてください。
減らすのはMTX?生物学的製剤?
寛解状態になった場合、抗リウマチ薬(MTX)を減らすのか、生物学的製剤(バイオ製剤)を減らすのか、大まかに2通りの方法があります。
一般的な方針
多くの場合、まず生物学的製剤の投与間隔を延ばす(例:2週→3週→4週)、または用量を下げることを試みます。MTXを先に下げると再燃しやすいケースが多いため、生物学的製剤の継続をメリットとして解説しています。
寛解時の抗リウマチ薬の減らし方
- 良くなった場合、リウマチ治療薬の減量を考えますが、突然止めるのは危険です
- まず生物学的製剤の投与間隔を少しずつ延ばしていく(tapering)
- その後もCRP・関節エコーで炎症がないことを確認しながら進める
- MTXは最後に、最小有効量まで慎重に下げる
リウマチのタイプで違う減量方針
RF陽性・抗CCP抗体陽性の予後不良タイプは、長期の薬継続が必要なケースが多いです。RF陰性・抗CCP抗体陰性の軽症タイプは薬をやめられる可能性が高くなります。ご自身のタイプについては担当医にご確認ください。
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